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複雑系について-1

古典力学と量子力学

細胞ナノスキャンMTR(メタトロン)を取り扱う上で知っておかないといけない大前提があります。
古典力学と量子力学という2つの概念です。

大雑把に説明すると、
■古典力学:目に見えるものを取り扱う力学(学問)
■量子力学:目に見えないものを取り扱う力学(学問)
となります。マクロかミクロか、といった違いとも言えます。

※引用:https://ameblo.jp/sho-ka-49/entry-12229367484.html

多少、複雑な言い方をすると、
■古典力学:連続的な物理量を取り扱う
■量子力学:離散的な物理量を取り扱う
となり、その世界においては、
■古典力学:条件が揃えば決定的に答えが出る
■量子力学:条件が揃っても答えは確率的になる
です。

ニュートンを代表として1700年代に、物理学者たちが目に見える世界の学問を切り開きました。ニュートン力学等といいます。
しかしミクロの世界の話をしようとしたときに、どうしてもそのルールが適用されない、と悩み苦しみ、
そして長い年月が経って1920年から30年頃にボーアを代表とする物理学者が、目に見えない世界の学問=量子力学、
の概念を確立していった、というのが物理学の世界の経緯です。
(歴史の話はまた別の機会に詳細書きたいですね)

 

確率論的な現実世界

目に見えない世界のキーワードは「確率論」です。
例えば、天気は目に見えないですね。そうして「明日の降水確率は50%です」といった風になるのです。
目に見えない、複雑な世界においては、世界は確率で記述されるわけです。

この概念を身体に置き換えると、例えば以下の様な考え方が出来ます。
■古典力学のみ:今日、具合が悪いのは昨日飲み過ぎたからだ
■量子力学を導入:今日、具合が悪いのは、昨日飲んだお酒が影響しているかもしれないし、
妻に叱られたからかもしれないし、お金を落としたからかもしれない。

逆の視点からの例を出しますと、
■古典力学のみ:お酒を飲んだから、明日具合悪くなる
■量子力学を導入:お酒を飲んだから、60%の確率で具合悪くなるし、
30%の確率で下痢するかもしれないし、10%の確率で元気かもしれない
となりますが、身体の記述においては明らかに量子力学の考え方を導入する方が相応しいですね。

身体は複雑系です。様々な要因が重なりあって今の状態が成り立っています。
確率論の世界で複雑系の世界を考えられるようになると、また違った視点で世界が見れるようになるはずです。

 

 

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2018年03月05日
複雑系について-2